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Java SE Subscriptionを契約する

経緯

2019年1月でOracleJDK8のアップデートが切れる。

Oracle Java SE サポート・ロードマップ

JDKのバージョンアップを半年ごとに行うのが現実的でないため、保守契約を結ぼうという話になった。 日本オラクルに問い合わせした内容をまとめる。 正式名称は"Java SE Subscription"

Java SE Subscriptionについて

Java有償保守サービス Java SE Subscription | NTTデータ先端技術株式会社

NTTデータ先端技術株式会社様のサイトに

サポートのサービス提供者の違い 従来のJava商用サポートサービスは当社からご提供しておりましたが、Subscriptionモデルのサポートはオラクル社から直接提供されます。お客さまがお問合せする先もオラクル社になります。

と書かれていたので先ず日本オラクルに問い合わせた。 何度かやり取りをした内容をまとめると

  • Java SE Subscriptionは日本オラクルの直接の提供はない
  • Java SE SubscriptionはオラクルのPlatinumまたはGoldパートナーからのみ提供される
  • パートナーによってはJava SE Subscriptionの取り扱いはない

という内容が得られた。

ラクルパートナーについて

こちらのサイトでオラクルパートナーについて検索できる。

Oracle PartnerNetwork | Partner and Solutions Finder | Oracle

AWS EC2の取り扱いについて

Java SE Subscriptionの金額はプロセッサ単位と書いてある。

オラクル Java SE Subscription FAQ

1プロセッサ3,000円とかぼったくりやろこれぇ、もう新規案件でJava選べねーよ...

現在使用しているのがAWS EC2なのでvCPUしかない。 EC2は仮想CPUなんだけどどうなんだって聞いたら返答があった。 以下のリンクを参照してくださいとのこと

http://www.oracle.com/us/corporate/pricing/cloud-licensing-070579.pdf

どうやらハイパースレッディングが有効なプロセッサは2vCPUで1プロセッサ、無効なものは1vCPUで1プロセッサと計算するらしい。

結論

Java SE Subscriptionの契約を結ぶ場合はオラクルパートナーと契約を結ぶ。

2018/11/1 追記 とか思ってたらAmazon様からこんな記事が

Amazon LinuxでのJavaのLTS (Long-Term Support)提供について | Amazon Web Services ブログ

特に理由がなければAmazon Linux 2使いましょ